年代測定研究部でEPMA分析を行いたい方へ

HOME > 研究内容 > CHIME年代測定法 > 年代測定研究部でEPMA分析を行いたい方へ

測定可能な試料形状

測定可能な試料形状は以下の通りです.

  • スライドグラス
    :28mm×48mmのもののみ使用可能です.
    ・いわゆる生物用のスライドグラスは使用できません.
    ・薄片を透過顕微鏡で観察することが可能です.
  • 1インチディスク
    ・現在のところ,使用可能な標準物質に制限があります.標準物質持ち込みに対応可能な場合もあります.
  • 1インチの円の中に収まるもの
    :高さ25mm以下であること

その他の形状については,特殊試料ホルダーを作成していただくことにより,分析装置の大きさの制限の範囲内で測定可能になる場合もあります.

測定禁止試料

以下の試料を測定することはできません

  • 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(昭和三十二年六月十日法律第百六十七号)により宇宙地球環境研究所年代測定研究部での取扱いが規制される物質
  • 核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和三十二年六月十日法律第百六十六号)により宇宙地球環境研究所年代測定研究部での取扱いが規制される物質
  • その他,法律若しくは条例又は名古屋大学が定める規則等により宇宙地球環境研究所年代測定研究部で取扱うことができない物質
  • 安全又は衛生面から取扱いが困難な物質
  • 分析装置の性能維持に障害を与える物質(その恐れがあるものを含む)

外国為替及び外国貿易法(昭和二十四年十二月一日法律第二百二十八号)による安全保障貿易管理の事由で分析をお断りする場合があります.

日本の国益に反する分析はお断りする場合があります.

測定条件

加速電圧を除き,原則として保有する分析装置の性能の範囲内で設定可能なすべての測定条件に対応します.ただし,マシンタイムの制約により実質として対応不可能な場合もあります.

加速電圧は,25kV以下とします.宇宙地球環境研究所年代測定研究部が保有するEPMAは50kVまで設定可能ですが,高圧ケーブル等を損傷する恐れがあるので25kVまでとします.

ページトップへ▲